MSX1 GAMES LAB
HOME/妖怪屋敷


↑各面にいるボス。なかなか威圧感があって良い。
タイトル 妖怪屋敷
発 売 カシオ(1986年)
内 容 グーニーズ風冒険アクション

レトロな魅力満載のメーカーカシオの、最高傑作の呼び声も高い横視点画面切り替え式のアクションゲーム。
ストーリーは妖怪屋敷に行ったきり帰ってこないガールフレンドリカちゃんを助けに行くというもの。
←懐中電灯で妖怪を攻撃

各面をワープできる井戸、隠し部屋、仕掛けが多く変化に富んだステージ構成、各種アイテムなど、なかなか力が入っているようで、耳に残る軽快なサウンドとともに妖怪屋敷での冒険を盛り上げてくれる。
メジャーなゲームで言うとちょうどコナミのグーニーズ(ファミコン版とMSX版があり内容は多少違う)と似たようなテイスト。実際グーニーズを意識して作られたらしい。

操作性が良く、ゆったりとした大ジャンプと小ジャンプの使い分けに慣れればそう簡単にはゲームオーバーにならないゲームなんだが、このゲームの特徴でもあり難易度(というかクリア出来るか否か)を急激に高めているのが各面のボス。
左の画像のお岩さんみたいな巨大な顔が1面のボスなんだけど、…これが倒せない。とりあえずあっちこっちを闇雲に攻撃してみても反応はないし、普通に初プレイで倒せる人はほとんどいないと思われる。「倒すには何かアイテムが要るのか?」などといぶかしんでしまうものの、実は真下から口にジャンプして攻撃する必要があるというオチ。
こういった調子でそれぞれの面にボスが居るので、一旦詰まってしまうとそれっきりになりかねない。もっとも1面のボスが一番弱点を見つけにくいとの声も多数ですが。

ちなみにこのボスのグラフィックを「ショボい」と感じてしまうようだとMSXのゲームをやるのは辛いかもしれない。私など軽い感動をおぼえたくらいだ。とても頑張っているのがよくわかるし、カシオの場合はとにかく味がある。

このページのTOPへ