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↑水中にはいちおう 浮力がある。真中あたりにある白い線は蛇。
タイトル ピットフォールU
発 売 アクティヴィジョン/ポニー(1985年)
内 容 古典的洞窟探検アクション

外国製のアクションゲームの古典として「ピットフォール」というゲームがあって、これはそれの続編。開発はアメリカの会社「アクティヴィジョン」。結構有力な古参メーカーらしい。
←アクティビジョン社のロゴ
ファミコンの「スーパーピットフォール」はさらにこれの続編だけど、たぶん日本オリジナルじゃないかなと思う。音楽や敵、足を踏み外すと延々と落ちる点など、共通点も多く確かにピットフォールではあるものの画面の印象や操作感がだいぶ異なる。

海外のゲーム(というか欧米、特にアメリカのゲームかな?)というと、妙に難しかったり変なところだけリアルだったりで、どうも受けつけないという人も多い。
でもこのゲームの画面なんか見ると、あっさりしてて凄く味気ないところに逆にちょっとしたセンスを感じる。日本のゲームではなかなか出会えない感覚なので結構新鮮だ。

ゲームそのものは無闇に広大な洞窟をひたすら探索し、宝と姪っ子とペットの犬を見つけるというモノ。どんなに高い所から落ちても死なないし、水中でも死なない。主人公ハリーは手ぶらで洞窟を走りまわるハイパーな奴だ。
さらに、体力とか機数の概念がなくて(つまりゲームオーバーにならない)、敵にあたると十字のチェックポイントまでわざわざスクロールして戻されるようになっている。
←駆け抜ける主人公 ←十字マークのチェックポイント
この十字マークに戻される演出が、なんだか嫌味ったらしくてイライラするんだけど、なんかまた懲りずにやってしまう。やってるうちに単調な洞窟世界を駆け抜けるのが癖になってしまう、麻薬的な魅力(もしくは拷問的?)がある不思議なゲームだ。そういえばメインの音楽は行進曲みたいな感じ。

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