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HOME／王家の谷 |
 ↑洗脳的BGMが頭から離れない。  ↑さあ、どうやって掘ればいい？ |
コナミといえば現在でも有力なゲームメーカーのひとつだが、MSXで意欲的なゲームを連発していた当時のコナミは、他機種に対する羨望や劣等感の強かったMSXユーザーにとって、いわば神のように見えたものだった。 このゲームはパズルアクションということもあって、それらコナミの傑作群の中ではやや地味目ながら、スルメのようにいつまでも楽しめ、なおかつシビアなパズル性も備えている名作である。 敵から逃げ回りながら穴を掘るなどして宝を取り、各面をクリアしていくというロードランナータイプのゲームだが、穴を掘るマトックの数が限られており、そのマトックや敵を撃退するナイフを持っているとジャンプが出来ないという部分がパズル性を高めている。
アクション自体も敵（ミイラ男）の色によって、追いかけてくるタイプ、ウロウロするタイプ、階段だけ異様に速いタイプ（これがなかなかイヤラシイ）など、それぞれ行動パターンがあり、一筋縄ではいかない。 パズル性とアクション性のバランスが絶妙なので、面数は多くはないがしっかりとしたやり応えがある。 コナミがMSXでリリースしたソフト群の一部は、プレイステーションの「コナミアンティークス」に収録されているので、そちらで遊んでみてもよい。 ちなみに続編の「エルギーザの封印」（こちらはMSX版のみ）もあるので「王家の谷」を楽しめた人にはおすすめ。 |
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←宝を求め地面を掘る主人公