MSX1 GAMES LAB | |
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コナミと並んでMSXで良作のシューティングゲームを多く出していたのがコンパイル。大雑把に言うと、横スクロールで変化に富んだステージが魅力のコナミ、縦スクロールでスピード感が魅力のコンパイルといったところか。 この「ファイナルジャスティス」もコンパイル制作。発売はポニー。 比較的初期のゲームということでいたって内容はシンプル。宇宙空間でひたすら敵を倒すというもの。体力ゲージ制で残機はなし。いちおうパワーアップとボスキャラもいるがあまり派手な要素はない。 むしろそのストイックな条件のなかで純粋に自分の技術を競うという感じになる。これが今やるとかえって新鮮で、シューティングゲームの根本的な楽しさが味わえる。 また、特筆したいのは敵キャラや敵弾の動きの美しさだ。これらがシンプルなゲーム中に予想以上の彩りを添えており、このゲームをまたやりたいと思わせる大事な要素になっている。 特に画面を大きく旋回する飛行機タイプの敵の動きは、単色なのに妙に立体感が感じられ、さすがに大げさかもしれないが息を呑むほどだ。下図にある通り、微妙にアニメーションしながら回転しているのがわかる。作り手のこだわりが感じられる。
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