MSX1 GAMES LAB | |
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![]() ![]() ↑悲哀に満ちた音楽の流れるMAP画面。配置はある程度ランダム。 ![]() ↑通路の向こうは奈落の底。無闇に歩き回ると死が待っている。 |
海外のメーカーアクティヴィジョン社制作、独特の暗い画面で地味なゲームだが、ゲームシステムを憶えると非常にのめりこめる隠れた逸品。 ゲームの目的はアルカザール城を探検して黄金の玉座に座ること。 MAP画面でルートを選択しそれぞれの城を通過していくという、他のゲームで言えば「ドラゴンバスター」のような流れになっている。(こちらは「ドラゴンバスター」と違い、一度入った城に戻ることが出来る。) 城内ではゼルダ風の上方からの見下ろし視点になる。 城に入るとひと部屋(一画面)づつ移動して探索することになるのだが、基本的に無音。敵の居る部屋の隣に来ると足跡があったり物音がする仕組み。例えば「ちゃりりっ」と音がしたら、「やべぇ!隣の部屋には牢屋番がいるッ!」となる。
…というわけでこのゲームは敵をバンバン倒すゲームではなく、なるべく避けるように慎重に歩くゲームとなっている。 このアイデアは時代を先取りという感じでなかなか素晴らしい。昔のゲームながら今でも同様な緊張感のなかで遊ぶことが出来る。同系のゲームもいくつかあると思うが、ぜひ体感してみて欲しいゲームのひとつだ。 |
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